「小さい家だから、防災グッズを置くスペースがない」
そう思っていた時期がありました。
でも実際には、52㎡の賃貸でも1週間分以上の備蓄ができています。完璧ではないし、まだ課題もある。でも「小さい家だから無理」ではなかった、というのが正直なところです。
今日は、わが家の防災備蓄のリアルをそのまま書いていきます。
わが家が備えているもの
現在わが家で準備しているのは、こちらです。
- 食料・水(1週間分以上)
- カセットコンロ・ボンベ
- 防災リュック
- 懐中電灯
- モバイルバッテリー・ポータブル電源
- ポータブルトイレ
「とりあえずセットを買えばいい」と思っていた時期もありましたが、家族4人分・子どもありとなると、必要なものは家庭ごとに違う。わが家なりに少しずつ揃えてきた結果、今のラインナップになっています。
収納場所に悩んだ末の「分散収納」
防災備蓄で一番悩んだのが、収納場所です。
家族4人分を1週間分以上となると、食料・水だけでもそれなりの量になります。52㎡の小さい家に、まとめて置けるスペースはない。
そこでたどり着いたのが、分散収納です。(わが家の収納の工夫はこちら)
- キッチン周り:食料のローリングストック
- クローゼット:水・防災リュック・ポータブルトイレなど
- リビング:懐中電灯・モバイルバッテリー・ポータブル電源など
「防災グッズ専用の場所」を作ろうとすると行き詰まりますが、日常の収納に溶け込ませる感覚にしたら、意外とうまく収まりました。小さい家だからこそ、「どこに何があるか」が把握しやすいのは利点だと感じています。
食料はローリングストックで管理
食料の備蓄は、ローリングストックで管理しています。
備えているのはこちら。
- カップ麺・インスタント食品
- レトルト・缶詰
- フリーズドライ
- お菓子・チョコレート
「いざというときのために取っておく」ではなく、普段から食べながら補充していく方法です。賞味期限切れの心配が減るし、「備蓄専用スペース」を大きく確保しなくていいので、小さい家との相性がいい。
特にお菓子やチョコレートは、子どもたちへの非常食として有効だと思っています。慣れない避難生活でも、好きなお菓子があるだけで気持ちが落ち着くこともあるから。これはズボラ備蓄の中でも、意外と大事なポイントだと感じています。
ポータブル電源は日常使いが正解
ポータブル電源は、防災用として購入しましたが、今や日常使いがメインになっています。
特に子どもたちの使い方が秀逸で——自分のテリトリー(クローゼットやマットレスで作った秘密基地)で動画を観たいとき、タブレットのバッテリーが切れていることに気づくと、ポータブル電源をそのまま秘密基地に持ち込んで鑑賞しています(笑)。
防災グッズって、いざというときしか使わないと存在を忘れがちです。でも日常的に使っていれば充電状態も把握できるし、操作にも慣れる。「日常使いできるものを防災グッズに選ぶ」というのは、小さい家での防災の考え方としておすすめです。
年2回、震災の日に合わせて見直す
防災備蓄は、年に2回見直しています。
タイミングは、3月(東日本大震災)と9月(関東大震災)。
震災があった月に見直すことで、「防災について考える」という意識が自然と生まれます。そしてちょうどこの時期は衣替えのタイミングでもあるので、クローゼットを開けるついでに防災グッズもチェックする流れが作れて、一石二鳥です。
見直す内容は主にこちら。
- 食料・水の賞味期限チェックと補充
- 防災リュックの中身の確認
「定期的に見直す仕組み」があるだけで、備蓄の管理がぐっとラクになりました。
小さい家の防災、正直まだ課題もある
ここまで書いてきましたが、正直まだ完璧ではありません。
4人分の量をそろえると多い
水だけでも1人1日3リットルが目安とされ、一週間分備蓄することが推奨されています。3リットル×4人×7日分=84リットル。これを小さい家に置くのは、なかなかの量です。今は分散収納でなんとかしていますが、置き場所には常に悩んでいます。
(わが家の収納ルールはこちら)
賃貸だからできないこともある
家具の固定や大規模な収納改造はできない。耐震ジェルストッパーをつけたり、背の高い家具はなるべく置かないようにしたり、できる範囲での対策はしていますが、「これで大丈夫かな」という不安はあります。
まとめ|完璧じゃなくていい、今できる範囲で備えることが大事
小さい家だから備蓄できない、ではなかった。
分散収納・ローリングストック・日常使いできるグッズ選び。小さい家なりの工夫で、1週間分以上の備蓄ができています。
完璧じゃなくていい。今日より少しだけ備えている状態を作ることが、一番大事だと思っています。
3月と9月、ぜひ一度防災グッズを見直してみてください。


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