PR

「もったいない」をやめた話|賃貸2LDK・52㎡・4人家族

暮らしの工夫
本記事はプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます。

「これ、まだ使えるし」「いつか使うかも」「捨てるのはもったいない」

これが、小さい家に引っ越す前の私の口癖でした。

使っていないものでも、壊れていないものは捨てられない。いただきものは特に捨てにくい。押し入れや引き出しの奥に「とりあえず」しまっておいて、存在すら忘れていくパターンを何度繰り返したかわかりません。

捨てられない人間だった、というのが正直なところです。

転機はソファを手放した日

小さい家に引っ越したとき、独身時代から使っていた二人掛けのソファを持ち込みました。

でもリビングが狭くなる、荷物置きになる、掃除がしにくい——デメリットの方が大きくなって、手放すことにしました。

ソファがなくなった日、部屋がぱっと広くなった感覚がありました。

「あ、すっきりする。」

それまでの私は「捨てる=もったいない・損をする」という感覚でいたんだと思います。でもソファを手放したあの日、「捨てることで得られるものがある」と初めて実感しました。

これが、私の「捨てる」への意識が変わったきっかけです。

捨てて困ったことはない。でも思い出すことはある

あれから少しずつ、捨てられるようになりました。

服、本、子どものおもちゃ、使っていないキッチングッズ。「まだ使えるかも」と思っていたものも、「今使っていないなら手放そう」と思えるようになった。

正確に言うと、「捨てて困った」ことはありません。でも「あ、あれ捨てちゃったんだった」と後から思い出すことはあります。

ただ、思い出すだけ。なくて困るわけではないので、結局そのまま忘れていきます。本当に必要なものなら、困るはずなんですよね。困らないということは、なくても大丈夫だったということ。

この経験を重ねるうちに、手放すことへの怖さがだいぶ減りました。

小さい家に住んでいると、モノが1つ増えるだけで体感がガラッと変わります。だからこそ「本当に必要なものだけ置く」という感覚が、自然と身についていきました。

「もったいない」を乗り越えた3つの考え方

捨てられるようになったといっても、最初からスパッといけたわけではありません。私の場合、いくつかの考え方が助けになりました。

1. 「使わない方がもったいない」と考える

「まだ使えるのに捨てるのはもったいない」と思っていたのですが、ある時、逆なんじゃないかと気づきました。使えるのに使われないまま眠っているモノの方が、よっぽどもったいない。

そして賃貸暮らしだと、こういう考え方もできます。使わないモノを置いておくために、毎月家賃を払っているんだよな、と。52㎡しかない家なら、なおさらです。

2. 手放すと、スペースと心に余白ができる

モノを減らすと、物理的なスペースが空きます。でもそれ以上に大きいのが、気持ちの余白。

「片づけなきゃ」「そのうち何とかしなきゃ」という小さなストレスが、モノの数だけ存在していたんだと思います。手放すとそれが消える。空いた余白には、新しいモノやコトを受け入れる余地が生まれます。

3. 人に譲る・売ると、罪悪感が減る

これは実感としてかなり効きました。「捨てる」だと申し訳なさが残りますが、「誰かに使ってもらう」なら気持ちが軽い。

わが家の手放し先は、人に譲るか、リサイクルショップに持っていくかの2択です。

ちなみにフリマアプリは使っていません。写真を撮って、説明文を考えて、購入者とやりとりして、梱包して発送して……という一連の流れが、ズボラな私にはどうしても面倒で(笑)高く売れるのは分かっているのですが、その手間をかけるくらいなら、まとめてリサイクルショップに持ち込む方が性に合っています。

そして、リサイクルショップで引き取ってもらえなかったものは、潔く手放します。「誰かに使ってもらう」を試したうえでダメだったなら、もう十分。そこで踏ん切りがつきます。

おまけ:迷ったら一度箱に入れる

どうしても決められないものは、一度箱にまとめて置いておきます。しばらく経っても一度も開けなかったら、それはもう必要ないもの。時間が判断してくれます。

今も捨てられないもの——贈り物・手紙類

とはいえ、完璧に捨てられるようになったわけではありません。

今も正直、捨てられないものがあります。それが贈り物や手紙類。

誰かからもらったもの、手書きの手紙やカード。「もったいない」というより、「捨てたら申し訳ない」「もらった気持ちごと消えてしまう気がして」という感覚で、なかなか手放せません。

今はとりあえず一か所にまとめて保管しています。完璧に整理できていないけれど、それでいいかなと思っています。捨てられないものがあってもいい。全部手放す必要はない。

「捨てられるようになった」とはいえ、まだ途中です。それが正直なところです。

母を見て思うこと

最近、実家に帰るたびに考えることがあります。

私の母は、モノが捨てられません。「使えるモノを捨てる」という発想がそもそもない人です。実家は田舎で広さだけはあるので、置く場所に困らない分、どんどん溜まっていきます。

帰省のたびに「これ、捨ててもいいんじゃない?」と声をかけてはいますが、全体の量から見れば焼け石に水です(笑)

でも最近は、こう思うようになりました。

今まで仕事に家事に育児にと大変だった分、片づけのことなんて気にせず、元気で機嫌よく過ごしてくれればそれでいい。

かつての私も「もったいない」が口癖でした。それが変わったのは、小さい家に住んで、そうせざるを得なかったから。環境が変えてくれただけです。広い家に住んでいたら、今も同じように溜め込んでいたかもしれません。

だから母に「捨てなさい」とは言えない。私が変われたのは、たまたま52㎡に住んだからなのだと思います。

※広い家を見て思ったことはこちらの記事にも書いています。

まとめ|「捨てる」は慣れる。小さい家がその練習場になった

「もったいない」が口癖だった私が、捨てられるようになったのは小さい家に住んだからだと思います。

スペースに限りがあるからこそ、「本当に必要か」を考えるようになった。ソファを手放してすっきりした体験が、最初の一歩になった。

「捨てる」は慣れる。そして慣れると、暮らしが軽くなる。

完璧じゃなくていい。贈り物や手紙はまだ捨てられないけれど、それでも以前よりずっと身軽になりました。小さい家は、私にとって「捨てる練習場」だったのかもしれません。

※関連記事
・やめてラクになった習慣7つ
・買わなくてよかったもの
・モノより想い出にお金を使う話
・貯金体質になった理由
・玄関収納の断捨離レポート

コメント

タイトルとURLをコピーしました